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アルレコ社・電気式高速破砕機・AK640VE導入事例 SDGsに貢献し、エネルギーの地産地消を目指す中川工業株式会社(前編)

お知らせ


今回ご紹介する中川工業株式会社様(以下、敬称略)は、富山市内で林業や土木、廃棄物処理業など、幅広い事業を展開しています。
2023年3月に、ドイツ・アルレコ社の高速破砕機AK640VE(電気式)を導入いただき、現在順調に木質チップの生産量を増やしています。

前編は、当社営業の山下陽介に、導入までの検討経緯や会社のビジョンなどについて話を聞きました。

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電気式高速破砕機・AK640VE導入に至った経緯


2021年、山下は前任者から中川工業の担当を引き継いだあとの状況について、こう説明します。
 
営業担当の山下陽介

営業担当・山下(以下山下):
「中川工業はそれまで、エンジン式の高速破砕機を使用されていましたが、工場全体でCO2削減を加速させていくために、電気式に切り替えたいという意向をお持ちでした。

前任者が実際に電気式のAKシリーズを導入している現場にご案内するなど、ご検討のサポートをしていました。現場を見たり実際に導入された事業者の方に話を聞いたりして、具体的なイメージを持つことができたようですね。

私が担当を引き継ぐ時には、導入に向けて詳細部分の調整などを行う段階に入っていました」

実際に稼働するAK640VE

中川工業がAKの導入前に使用していたのは、国産の破砕機でしたが、輸入機械の導入について、不安などはなかったのでしょうか。
中川社長は非常に研究熱心で、常に時代の一歩も二歩も先を見ていらっしゃる方です。目標実現のために、さまざまな試行錯誤も厭いません。その一つの手段として、性能の良い機械の導入を検討されていたのだと思います。

電気でも効率的に動くかどうか、目指す方向に近づいていけるかどうかを重視する機械を探していたところ、輸入機械になったということではないでしょうか。

もちろん、故障時などのフォローアップ体制などは気にされていましたので、メンテナンス面でのサポートについては、しっかりと継続してアフターサービスしていく旨をご説明しました」

 

「CO2排出ゼロプラント」を目指して

エンジン式を使用している場合、電気式に替えるためには工事が必要となるなどのハードルがあり、二の足を踏む経営者もいます。しかし、中川工業の社長には、そうした面は一切なかったといいます。

山下:
「中川社長は当初から、電気式に非常に強い関心を持たれていました。デメリットが強調されがちな電気式機械ですが、エンジン式に比べて機械の寿命が長く、長期的な視点で見れば有利な点の方が多いです。

そのあたりは、私たちの説明に加え、視察を通して納得いただいたようでした。

また、中川社長は今後、二酸化炭素を排出しない『CO2ゼロプラント』を実現したいという構想もお持ちです。その第一段階として、電気式のAK640VEの導入が位置付けられていたのだと思います。

油圧ショベルなども電気式のものを導入されており、現状でもCO2の排出はかなり削減されています。環境面に対する意識がとても高い会社です」

電気式の機械が複数稼働する中川工業のプラント

未来を見つめ、社会のために挑戦し続ける会社

中川社長の探究心は、高速破砕機だけに留まらず、非常に多岐に渡っているといいます。

山下:
「中川社長には、導入いただいた破砕機以外にも、林業機械やバイオマス発電に関する情報など、訪問時やお電話でたくさんご質問をいただきました。

私自身は、それにお応えするのに精一杯だった面もありますが、社長とお話しさせていただくなかで、『未来をしっかりと見据え、社会のために今後進む道を自ら開拓していく姿』を見せていただき、大変感動しました。

社長が目指す未来を実現するために、少しでもお役に立ちたいという気持ちで、これまで伴走してきましたね」
 

自社だけでなく、地域社会全体を盛り上げながら循環型社会を築く

廃棄物からの木質チップ生産、CO2ゼロプラントの実現など、中川社長の環境配慮を重視する姿勢は一貫しています。

山下:
「中川工業は元々林業からスタートされた会社ということもあり、木材関連の再資源化などには常に注目されてきました。

また、バイオマス発電やバイオガス発電・熱利用などについても高い関心を持たれています。これまでも、発電事業などに強い協力会社の方や、セミナーなどの情報をご紹介させていただきました。

中川社長の目には、他の団体や会社と協力して再生可能エネルギー事業に取り組むことで、地域全体を盛り上げ、活性化しながら循環型社会を築いていきたい、という明確なビジョンがあります。

自社にとどまらず、地域全体で環境に配慮しながら発展していこうとする姿は、とても頼もしいと感じます。今後もできる限り、サポートさせていただきたいです」

AK640VEでチップ化する様子

後編では、AK640VE稼働後の状況(生産量やオペレーターの作業環境、コスト面の変化)、今後の展望などについて、中川社長ご自身にお話を伺います。

(後編へつづく)

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アルレコ社・高速破砕機AKシリーズ